薬で治す歯周病
当院では、歯周病の治療に先進の「歯周内科治療」と「DNA(遺伝子)診断」を導入しています。
顕微鏡とDNA検査のダブルチェックで歯周病の原因となる細菌の種類を特定し、お薬で細菌を退治します。
歯周病でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
え!?歯周病が薬で治る?

これまでの歯周病治療とは異なる、全く新しい「歯周内科治療」
歯周病とは、歯を支えている骨が溶けてしまう病気で細菌による感染症が原因。歯周病菌が血液を介して全身に流れることで、肺炎・心臓病・糖尿病・骨粗しょう症・脳疾患(アルツハイマー)など、病気のリスクが高くなってしまうとても恐ろしい病気です。
歯周病治療といえば昔からどの歯科医院でも、歯磨き指導と歯石を除去するだけのものでした。しかし、この基本的治療では細菌を減らすことは困難…。そこで生まれた最新の治療方法が、除去薬剤やカビ取り歯磨き剤で細菌を退治する「歯周内科治療」です。
「歯周内科治療」には、お口の中の健康を取り戻すまでに4つの大きなステップがあります。
順番にご紹介していきましょう。

ステップ1:位相差顕微鏡での歯周病菌の確認
まずは、位相差顕微鏡を使用して歯周病の原因となる細菌の状態を確認します。どの細菌が歯周病の原因なのかを特定し、どのようなお薬が有効か探っていきます。
なお、検査はお口の中の汚れをほんの少し採取するだけですので、痛みはありません。

ステップ2:細菌の除去薬剤の内服とカビ取り歯磨き剤の使用
歯周病菌の種類が特定できたら、飲み薬と液体歯磨き剤でいよいよ除菌を開始します。ほとんどの患者さんは、およそ一週間でお口の中が綺麗に除菌されます。
歯周病の症状が重い方ほど、薬を内服した後のお口の中の変化を実感できます。
ステップ3:除菌後の歯石とり
歯周内科治療で菌を退治し、カビの量をコントロールした後は、歯ブラシでは取れない歯石を取り除きましょう。
これで治療はひとまず終了です。お疲れ様でした。
ステップ4:定期検診(PMTC)
歯周病の再感染を起こさないために、専門の歯科衛生士がお口の中を徹底的にクリーニングする「PMTC」をお勧めします。
また、歯周病は家族での食べ物や飲み物の共有でも感染しますので、ご家族にも位相差顕微鏡での検査を受けるようお話ししてあげてください。
当院は「歯周病菌・DNA(遺伝子)診断」認定歯科医院です

人のお口の中には、約900種類の細菌が住んでいるといわれています。その中で歯周病に大きく関わっているとされている細菌3菌種を「Red Complex」と呼びます。
・ トレポネーマ …顕微鏡で確認できるらせん状の菌
・ ポルフィロモナス …血液中で繁殖すると黒く見える菌
・ タンネレラ …歯周ポケットの深い部分で検出されることが多い菌
この3つの内、顕微鏡で確認できるのはトレポネーマのみ。ポルフィロモナスとタンネレラは非常に小さい菌なので顕微鏡では判別できません。
そのために、「リアルタイムPCR法」によるDNA診断が必要になるのです。
リアルタイムPCR法 〜検査の流れ〜
このように、医科の分野では一般的な検査方法として確立されている「DNA(遺伝子)診断」を歯周病の治療に用いることで、大きな成果が得られます。当院では、一般社団国際歯周内科学研究会の付属施設「Microexam社」にDNA検査を委託。先進の歯周病治療を患者さんに提供しています。
■リアルタイムPCR法(歯周病遺伝子検査)の費用について
この検査を保険で行う場合は、郵送検査(委託検査)という形をとります。歯科医院において検査キットを販売し、検査を患者さんの依頼で歯科医院が代行するというものです。
そのため、検査キット+検査料を別途ご負担いただくこととなりますので、ご了承ください。
通常3菌種で調べますが、重度の歯周病の場合には、5菌種調べる場合もあります。
3菌種(通常) | ¥10,000- |
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5菌種 | ¥15,000- |
予約について
当院ではご予約の患者さんを優先して診療させていただきます。
急な痛みや腫れなどでお困りの患者さんには対応させていただきますが、できるだけお電話にてご予約をいただきますようお願いいたします。なお、ご予約を変更される場合はお早めにお電話でご連絡をいただけると助かります。
また、交通状況などにより予約時間に間に合わない場合も治療は行いますが、他の患者さんのご予約状況によっては、しばらくお待ちいただきますのでご了承ください。